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トップインタビュー

2017年3月期はどのような1年でしたか?

既存ECサイトのさらなる情報充実を図る「深化」、発展に向けて新しい取り組みを行う「進化」をキーワードに施策を進めてきました。おかげさまでEC会員数は30万人を突破。EC売上高が順調に推移して、売上高24,996百万円(前期比10.1%増)、経常利益1,078百万円(同31.3%増)、当期純利益741百万円(同32.2%増)と各利益とも期初計画達成。経常利益、当期純利益ともに30%を超える大幅増益となりました。

「深化」においては、Webマーケティング(One to Oneマーケティング)の強化を行い、その効果が着実に数字に表れています。上期は過去の取引データなどを活用して、グループ分けした既存顧客ごとに施策のアプローチを実施。それぞれのグループのニーズに合わせた情報をメールでご案内しました。下期には、お客様の顕在化ニーズに自動で応えられるよう、「欲しいリスト」に入っている商品の価格変更、入荷情報などの最新情報をECサイトやメールでタイムリーに配信する機能などを追加。EC会員に向けたOne to Oneアプローチを推進してきました。また、商品画像の掲載枚数を最大30枚に増量し、商品知識豊富なスタッフのコメントを記載するなど、商品ページの情報充実にも取り組みました。

「進化」の面では、商品選びに大切な要素であるレビューページ、「コミュレビ」のバージョンアップを行いました。投稿数の増量と掲載レビューの質が高まるよう、検索機能、評価機能、画像掲載機能を新たに搭載しました。さらに、機材の点検・清掃と保証延長がセットになったカメラ業界初の独自アフターサービス「いつまでも安心保証」も開始しました。

業績ハイライト(単位:百万円)

2017/3期
(第12期)
前期比 2016/3期
(第11期)
売上高 24,996 10.1%増 22,705
経常利益 1,078 31.3%増 821
経常利益率 4.3% 0.7ポイント増 3.6%
当期純利益 741 32.2%増 560
1株当たり配当金 12円 8円

当社の強み ~シュッピン プレゼンス~

インターネットで気軽に売ったり、買ったりできる顧客本位のサービス
高い専門性、上場会社としての安心感

■EC主軸:販管費比率の低さ(価格競争力)
■高い専門性と価値ある“財庫“リユースではなく“リバリュー“
■新品、中古品の両方が豊富に見られる便利さ
■顧客本位のサービス

2017年5月に中期経営計画を発表していますが、内容を説明してください。

昨年の中期計画からの大幅な変更はありません。One to Oneアプローチのさらなる進化などにより、カメラ、時計を中心にインターネットを主軸にした買取と販売を拡大させて、売上と各利益を増加させていく計画です。

増収以上の増益を図っていきたいと考えており、売上高成長率15%前後、利益成長率は25~30%を目標に設定しています。2020年3月期には売上高37,575百万円、経常利益2,235百万円まで拡大することを目指しています。具体的な取り組み施策は以下のとおりです。

●One to Oneのさらなる進化
• AIを使った機械学習によるパーソナルレコメンド
• 顧客ごとにカスタマイズされたECサイトを表示させるトップページレコメンド
• コンバージョン率向上のための接客レコメンド

●情報マーケティング
• 購入後にもカメラ・レンズを使って写真を楽しむためのフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」

●越境EC
• 海外のモールにカメラ、時計を中心とした中古品を出品して販売。海外現地でのSEO対策の為、自社サイトではなく、海外モールを活用

●既存ECサイトの継続強化
• 現在の商品画像30カットについて、内容をさらに充実。時計装着画像、カメラ付属品等を掲載
• カメラECサイト以外でも、専門店ならではの商品検索(こだわり検索)を導入

株主還元の方針について教えてください。

おかげさまで2015年12月には東京証券取引所市場第一部に市場変更をさせていただき、着実に売上、利益が拡大しています。そうした中で当社では、株主の皆様へのより積極的な利益還元を実施するとともに、その方針を明確化するため、目標とする配当性向を2017年3月期より新たに設定しました。

配当につきましては、当期・中長期の業績見通し、将来の事業展開および内部留保を総合的に勘案した上で、20~30%の配当性向を当面の基準としました。将来的にはさらなる積極的な利益還元を行う方針です。

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