【SE若手座談会】システム部門の若手社員が本音で語るシュッピン~働き方・キャリア~

【SE若手座談会】システム部門の若手社員が本音で語るシュッピン~働き方・キャリア~

ECカンパニーとして業界をリードするシュッピン。IT投資、人材への投資を2024年は宣言しています。年齢や勤続年数にかかわらず誰にでもチャンスがあるのがシュッピンの特徴の1つ。若くしてシュッピンに入社を決めた竹村と福島に、シュッピンカルチャーやシステム部門の実情を語ってもらいます。

転職活動でシュッピンを選んだ決め手とは

──福島さんは2024年入社。竹村リーダーは2020年入社。お二人とも社会人2年目でシュッピンに入社した共通点があります。若くしてシュッピンに中途入社されましたが、当時の転職活動について教えてください。

福島:新卒の就職活動からWebに関わる仕事がしたいと考えていました。しかし、前の会社ではそれが実現しづらい環境だったこと、またワークライフバランスは良かったのですが、若いうちからもっとバリバリ働きたい、より成長できる場所があるのではと思い始めました。
まず情報収集を始めて、シュッピンに出会ったのですが、ECを運営している会社で、自分の興味のある分野でもあり、魅力を感じて入社しました。

ー前職では、どんなことをしていましたか?

福島:前職はSES(システムエンジニアリングサービス)企業のプログラマーでした。実際のプロジェクトでは上流工程の案件もありましたが、私自身の社歴が浅かったこともあり、なかなか仕事が振られませんでした。前職と比べると、シュッピンに入社してまだ数カ月しか経っていませんが、いろいろな業務を振ってもらい、やりがいを感じています。

ー転職活動ではいろいろな選択肢があったと思います。その中でシュッピンを選んだ理由は?

福島:他社を含め、いろいろな可能性はあったと思いますが、自分の中で方向性はわりと固まっていました。カジュアル面談から始まり、システム部門や人事の方のお話をうかがい、自分のやりたいことがかなう環境があると感じたんです。複数の企業の選考を受けていましたが、シュッピンの内定が出てすぐにすべて辞退しました。
元々ECには興味がありましたし、自社でサービスを運営しているという点も魅力を感じました。前の会社はSESだったので、別の会社の現場で働いていたのですが、シュッピンでは自社サービスを運営しているので、会社間や従業員同士の垣根もなくスムーズに業務ができると思いました。

ー竹村リーダーは、今年で入社4年。ご入社時は今の福島さんと同じくらいの年代でしたね。

竹村:シュッピン入社時は、今の福島さんと同じく社会人2年目でした。前職は私もSES企業に所属しており、約1年プログラミングを経験し、2年目はヘルプデスクを担当していました。現場はすごく楽しいところでしたが、自分としては開発の仕事がやりたいと考えていました。
当時一緒に仕事をしていた知人から、偶然シュッピンの方を紹介いただき、自社サービス開発に携われる話を聞いて、転職を決意しました。

ー当時はシュッピン以外の会社も検討されていたのですか?

竹村:そうですね、他社も含めて検討していました。当時、生活をする上で、給与面に不安があったので、転職自体はずっと考えていましたね。しかし社会人2年目で経験も浅かったので、なかなか希望する条件の会社がありませんでした。
その中でご縁があってシュッピンの方と出会ったのですが、シュッピンは従業員を大切にしている企業で、利益を従業員に還元するという理念がある通り、シュッピンに転職したことで生活水準も自ずと上がりました。福利厚生で「Webリスキリング手当」があるのも他社にない、ECカンパニーだからこその特徴だと思います。

シュッピン入社後の業務について

ー入社後はどのような業務から始められたのですか?

福島:最初は運用保守からスタートしました。アラート対応は日々あるので、そこから自社内のシステム構造を覚えて、対処しています。

ー竹村リーダーも同じように運用保守からスタートでしたか?

竹村:そうですね、むしろ福島さんの方が当時の私よりもいろいろやっていると思います。私が入った時は、アラート対応、簡単な運用保守だけでした。

ー竹村リーダーは、スタッフクラスから入社してサブリーダーへの昇格、そして現在はリーダーに就任されていますが、役職が変わることで職責や任せられる範囲は変わりましたか?

竹村:昇格するたびに任せていただける仕事も増えています。それをしっかりとエンドまで持っていかなきゃいけないという責任感もありますね。以前の役職に比べ、難易度の高い業務を受けることもあります。

──社外リリースも出しましたが、2023年年末にシステム障害が一部発生しました。その時の対応で、「竹村リーダーが頼りになる」と他部署からも聞こえてきましたし、小野社長も「竹村リーダーがすごく頑張っている」と話していました。

竹村:そう言ってもらえると嬉しいです。小野社長はじめ、自分の働きを多方面から見ていただけるので、やりがいがあります。

──システム障害が起き、大変だった時の状況なども知りたいです。

竹村:やっぱりSEとして働くとなると、大小はあれど、システムエラーや障害は絶対つきものだと思っています。疲労が蓄積することもありますが、むしろそこを乗り越えられない人はSEには向いていないのではないかとも正直思います。

──竹村リーダーは現在どのようなプロジェクトに携わっているのでしょうか?

竹村:プロジェクト単位で言うと、特化したものではないのですが、基幹システムのリプレイスや時計の「AIサポートMD」プロジェクトなどに携わっています。運用周りの全般で声をかけられますね。

シュッピンの働きやすさは~ワークライフバランス・コミュニケーションについて

──働き方についてお伺いします。シュッピンのシステム部門は土日祝含むのシフト制(※)の勤務ですよね。平日と土日で業務の違いはありますか?
※ 完全週休2日制。土日は当番制のため土日出勤が必須ではありません。土日いずれか1日+平日1日休みのパターンや、当番制以外にも希望を考慮して土日休みの週もあります

竹村:基本的には平日よりも土日の業務の方が突発的な案件はあまり発生しないです。そのため定時退社も問題なくできています。あとは、日中の時間の使い方に余裕が出てくるので、空いた時間にマニュアルを読み返したり、オペレーションを確認したり、勉強する時間ができます。入社間もない時は、先輩方からのレクチャーの時間も十分取ってもらえるので助かりました。

──学習する時間やレクチャーの時間が取れるのも土日勤務のメリットですね。

竹村:とくにシュッピンは最新のテクノロジーを活用するECカンパニーですから、日本だけでなく世界中の技術について調べることも業務につながってきます。もちろん、自社でどのようなシステムを使っていて、どう構築されているのか、内部について知ることも大切ですし、平日に学んだ業務を自身で落とし込んでまとめることも次につながるアクションだと思っています。

──SEというと深夜問わず働いているイメージの方もいるのですが、深夜対応はあるのでしょうか?

竹村:必ずしも深夜ではありませんが、退勤後にシステムアラートが鳴ることはあります。日ごとに対応担当が決まっています。ただ、アラートコールが鳴っている時に、入浴中などでコールに出られないこともあります。そういった時は、2番目、3番目の担当も決まっているので、自動で次の人にコールが飛ぶようになっています。
担当なのに電話に出なかったなどでお叱りを受けることもありません。チームで助け合って対応しています。また、これは入社してすぐ担当になるのではなく、ある程度当社の業務を理解した後で当番制になります。

──土日勤務についてお伺いしてきましたが、逆に平日休みのいいところはありますか?

竹村:平日の方が人出も少ないので、外出を楽しめますね。予約も取りやすいです。土日に休みたい場合も、事前に日程がわかっていれば希望休を出せます。1カ月分のシフト作成をするのですが、私はしっかりと遊ぶタイプなので、希望休を積極的に出しています。

──働き方について伺いますが、シュッピンはテレワークが週1日まで。出社とテレワークのバランスはいかがでしょうか。

福島:私はまだ入社間もないので、テレワークではなく週5で出社しています。やはり基礎的なところから教えてもらうことが多いので、在宅ではなく、隣で一緒に画面を見ながら直接教えてもらう方がいいですね。わからないこともすぐに聞けるので助かっています。

竹村:私は週1日テレワークをしていますが、出社の方が自部門だけでなく他部門含めて密にコミュニケーションが取れるので、週1テレワーク、週4出社はバランスが良いですね。
たとえばエラーの発生時に、誰がどこまで対応しているのか、Slackだけでは読み取れないことが多いです。また現場がどれくらいひっ迫しているのかが文字だけではわからないので、結局電話して状況を確認しています。出社していれば1工程減らせるので楽ですね。
また、初めての作業やレアな作業の際は、勉強と共有のためにみんなで直接集まってナレッジを共有していますし、上司がベンダーさんと会話をしている内容も極力聞くようにしています。今何が起きているのか、その会話の内容によっては、自分が何か作業する可能性もあるので、自分事として聞いています。

福島:私はまだ入社したばかりですが、今何が起きているのかを知るには出社は大事だと思います。理解が浅いままテレワークに入ってしまうと、何をして良いのかわからず、ただ時間が過ぎてしまう気がしています。

──コミュニケーションの話もありましたが、システム開発部の雰囲気はどうでしょうか。

福島:私は竹村さんに相談することが多いです。年齢も部内では比較的近く、話しやすいです。管理職の方々は忙しそうですが、その中でも自分を気にかけてくれているのがわかります。

竹村:そうですね。忙しい中でもなるべく話しやすい雰囲気は作れていると思いますね。

新体制となったシュッピン・システム部門を担う二人のこれからとは

──他部署とのやり取りはあるのでしょうか。またお客様のサービスを創る上で営業部との連携もあると思いますが、関係性はいかがですか?

竹村:当社のシステム部門は上流工程になるので、各部署とのやり取り、ヒアリングがとても多いです。営業部との関係も良好で、毎日やり取りがありますし、こちらから依頼する前に営業部から情報連携、共有もあります。
営業部の方々と話す際に、自分たちは検証で営業部のシステムを使ったり、テストの段階で触れたりするので、機能の確認になってしまいがちですが、営業部の方と話すと、システムに関して新たな視点を発見することが多く、連携の大切さを肌で感じています。

2024年6月から新組織体制として、営業部とシステム部門が同じ本部下になったので、これからもっと連携を強化して、営業部視点を吸収していきたいです。そして、攻めのシステム部門を創っていきたいですね。

福島:率直に、シュッピンに入社して良かったと思っています。前職では停滞してしまっていたのですが、シュッピンでは日々成長して、新しいことを吸収できているので、「生きているな」と感じています。学ぶことが多いですが、会社としても新しいことにどんどん挑戦していっているので、いつまでも成長し続けられる環境があると思います。

竹村:大変なことも当然ありますが、若いうちからチャンスがあります。私は入社して4年経ちますが、成長する環境も挑戦できる機会もあります。年功序列ではないので、リーダーという役職もいただけました。年次にかかわらずいろいろな経験ができるのはありがたいですね。

──ご自身を振り返って、入社後に変わったと思う部分はありますか?

竹村:周りから見たら変わっていないのかもしれませんが、組織内でのシステム部門の在り方や、業務の理解度が高まって、適応してきたのかもしれません。失敗を繰り返して、まずは自分の考えよりも指示されたことにしっかりと応えようとした結果、見えてきたものがありました。点と点がつながったような感覚です。

──現在システム部門は拡大期で、新しいメンバーが入社し、これからも仲間が増える予定ですが、受け入れ態勢はいかがでしょうか。

竹村:非管理職に関しては、なるべく自分がレクチャーをして、作業の確認をしています。管理職に関しては、運用面で一緒にやっています。もちろん管理職はミッションのレベルが高いと思うので、その点はマネージャーや部長たちがサポートしています。

──お二人のこれからの展望を教えてください。

福島:今はまだ当社のシステムや基礎を学んでいるところですが、もちろんこれから開発業務にどんどん携わっていきたいです。

竹村:大きなプロジェクトでは、基幹システムのリプレイス、AIMDやAIサポートMDなど、自分に与えられた仕事以上の成果を残していければと思っています。

──シュッピンのシステム部はどんな方がマッチすると思いますか?

竹村:自分の教訓として素直な方が一番合うと思いますね。私はスキル的な面も含めて、理想と現実の差があり、最初はうまくいきませんでした。その点、福島さんはすごく素直なので、吸収力も高く、溶け込みやすいように思います。自分は指示されたこととは違うことをやってしまったり、余計なことをしてしまったりと、結果的にやらない方が良かった、ということもありました。
技術や理解が伴っていないうちは、指示されたことをしっかりとやることが成長への近道です。失敗してもリカバリーの機会があるのがシュッピンです。私はこれからも新しいことに挑戦していこうと思っています。新しい人たちも含めて、仲間たちと一緒に成長しシュッピンを創っていきたいですね。

※ 記載内容は2024年6月時点のものです

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