個人投資家の皆様へ
強みと市場環境
3つの強み
①ECに特化
一度に多くのお客様にアプローチができるインターネット。この利点を活かし、さらに各種メディアを積極活用することで、愛好家はもちろん、売買を目的としない方までも見込み客として取り込む環境を整えています。
専門性を高めるため、各商材ごとに屋号を別々にしています。実店舗は、各商材ごとに1店舗のみ運営。リアルなお客様との接点により、スタッフの専門性の向上、接客のノウハウをECサイトに活かすなど、ECとリアルの相乗効果により質の高いサービスの提供を可能としています。
ECに特化し、店舗展開へのコストをかけないことで、適正価格での取引を実現しました。②時代や国境を超えた「不変的な価値ある商材」の新品・中古品の取り扱い
価値の下がりずらい商材に限定しているからこそ、新品と中古品の両方を扱う強みがあります。
新品・中古品の豊富な商品群から希望に沿った商品を選択できます。購入と買取を同時に行う「下取交換」など、新品・中古品それぞれのニーズや商品特性の違いを活かしたサービスを提供することで、優良な価値ある商品がお客様と当社を巡る好循環サイクルを生んでいます。③高い専門性
商材ごとに屋号をわけ、それぞれの商材を愛する社員が運営することで、高い専門性を持たせています。また各スタッフがひとつの分野に一貫して携わることで、エキスパートが育つシステムを採用。専門性の高いスタッフがお客様と同じ目線に立ち、アイテムやサービスの企画・提供を行っているのもシュッピンの特長です。適正価格での取引を実現するためのビジネスモデル
<売上高販管費率を抑えたビジネスモデル>
ECに特化し、実店舗は各商材とも1店舗のみとすることで、店舗展開へのコストをかけないことにより適正価格での売買を実現しています。
EC特化型の収益構造により、売上高の伸びに比べ、販管費の伸びが緩やかであるため、増収分が利益に反映されやすいビジネスモデルを構築しています。
2015年3月期は、12.8%、2016年3月期12.8%、2017年3月期12.4%と売上高販管比率を抑えた経営を実現しています。<広告宣伝費をかけずに売上を伸ばせるビジネスモデル>
「不変的な価値ある商品」は、その商品自体に広告効果があり、価値ある新品・中古品を多数掲載、多様な情報を豊富に掲載することで、お客様の自然流入に繋がっています。
集客力のあるECサイトにより、広告宣伝費を大きくかけずに売上を伸ばせるビジネスモデルを構築しています。ECに特化し、実店舗も各商材1店舗にする選択と集中で、
コストをかけずに売上を伸ばせる独自のビジネスモデルを構築ECに特化し、「不変的な価値ある商材」に絞り、カメラ、時計、筆記具、ロードバイクの4商材を取り扱っています。
実店舗は、各商材ごとに1店舗のみ運営。リアルなお客様との接点により、スタッフの専門性の向上、接客のノウハウをECサイトに活かすなど、ECとリアルの相乗効果により質の高いサービスの提供を可能としています。
ECに特化し、店舗展開へのコストをかけないことで、適正価格での取引を実現しました。中古品を扱う専門店としては数少ない東証プライム市場の上場企業であることもお客様からの信用につながり、EC中古カメラ市場ではシェアナンバーワンを誇っています。
多角的な情報発信により顧客との強固な関係を構築
ECサイトと連携させたブログやSNSなどの各種メディアを通じて、商品情報はもちろん、商材のもつ魅力や物語といった専門店ならではの情報も積極的に発信しています。購入・販売目的で訪れる方や愛好家のみならず、ふらっと立ち寄っただけの方でも楽しめる環境を整えることでマーケットを拡大。単なる物販サイトを超えた、モノの楽しさを伝える場づくりを進めています。
さらに2017年4月からは、ユーザー参加型の写真投稿サイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」の運営を開始。広宣費を抑えて新規会員の増加を図ることができるようになりました。将来的には、有料コンテンツやバナー広告などでの収益増加も視野に入れています。市場環境
新型コロナウイルス感染症対策として外出自粛が呼び掛けられ、EC利用が推奨されたことから、当社が属する物販系分野の大幅な市場規模拡大につながった一方、主として旅行サービスの縮小に伴い、サービス系分野の市場規模が大幅に減少しました。その結果、BtoC‐EC市場規模全体としては830億円の減少となりました。EC化率(全ての商取引金額(商取引市場規模)に対する電子商取引市場規模の割合)は、BtoC‐ECで8.08%(前年比1.32ポイント増)と増加傾向にあり、商取引の電子化は引き続き進展しています。